センバツ:関東一25年ぶり準決勝進出 4強出そろう

毎日新聞 2012年04月01日

【関東一・横浜】四回表関東一1死三塁、秋山が右越え2点本塁打を放つ=阪神甲子園球場で2012年4月1日、望月亮一撮影
【関東一・横浜】四回表関東一1死三塁、秋山が右越え2点本塁打を放つ=阪神甲子園球場で2012年4月1日、望月亮一撮影

 第84回センバツは1日、第10日第2試合で準々決勝が行われ、06年以来の優勝を狙う横浜(神奈川)と関東一(東京)が対戦。関東一が4−2で横浜を降し、準優勝した1987年以来の25年ぶりに4強に進出した。これで今大会のベスト4が出そろった。

 関東一が九回の集中打で競り勝った。四回1死三塁から、秋山の右翼ポール際への2点本塁打で先制。同点の九回は木内、秋山の連打で1死一、二塁の好機を作り、伊藤の左中間適時三塁打で2点勝ち越した。中村は球威のある直球を主体に被安打5、2失点の好投で3試合連続の完投勝ち。横浜は2点を追う五回1死二、三塁、宍倉の適時内野安打で1点。なお一、三塁で高橋が内野安打したが、三塁走者が本塁を踏み損なってアウトになった。七回に尾関の中犠飛で一時同点としたが、粘り強い投球を続けた柳が九回に3連打を浴び力尽きた。