センバツ:光星学院、昨夏に続き4強 愛工大名電降す

毎日新聞 2012年04月01日

【愛工大名電−光星学院】八回裏光星学院2死二、三塁、大杉が中越えにランニング3点本塁打を放つ(捕手・中村)=阪神甲子園球場で2012年4月1日、久保玲撮影
【愛工大名電−光星学院】八回裏光星学院2死二、三塁、大杉が中越えにランニング3点本塁打を放つ(捕手・中村)=阪神甲子園球場で2012年4月1日、久保玲撮影
【愛工大名電−光星学院】一回裏光星学院2死二塁、北條が左前適時打を放つ=阪神甲子園球場で2012年4月1日、久保玲撮影
【愛工大名電−光星学院】一回裏光星学院2死二塁、北條が左前適時打を放つ=阪神甲子園球場で2012年4月1日、久保玲撮影

 第84回センバツは1日、第10日第1試合で準々決勝が行われ、昨夏準優勝の光星学院(青森)と7年ぶりの優勝を狙う愛工大名電(愛知)が対戦。光星学院が5−2で愛工大名電を降した。光星学院はセンバツは初の4強進出。

 光星学院が終盤の集中打で逆転勝ち。1点を追う七回、二塁打の武田を大杉が送り、続く城間の右前打で同点。八回には、村瀬の右翼線二塁打を足場に2死二、三塁とすると、大杉の中堅右へのライナーが決勝の3点ランニング本塁打になった。愛工大名電の先発・浜田の外角中心の配球に対応し、思い切りのいいスイングを見せた。先発・城間は内外角を丁寧に投げ分け、五回途中から救援した金沢は緩急で要所を抑えた。愛工大名電は六回、敵失に乗じて勝ち越したが、八回2死一、三塁の好機を逸するなど、打線につながりを欠いた。