宮城
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列島・北から南から(東北) 土門拳初公開作品
2024/5/3 05:03 160文字昭和を代表する写真家、土門拳(1909~90年)の初公開作品約10点を含む特別展が、山形県酒田市の土門拳記念館で開催中だ=写真。7月15日まで。 リアリズム写真の旗手として知られた土門と、砂丘などを舞台にした「演出写真」で知られる植田正治(1913~2000年)の作品約220点を展示。入館料は一般
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サッカー J2 ベガルタ仙台 新練習拠点が完成 東北学院大の遊休施設活用 /宮城
2024/5/3 05:03 733文字サッカーJ2「ベガルタ仙台」の新しい練習拠点「TG×ベガルタスポーツフィールド(仮称)」の人工芝多目的グラウンドが東北学院大泉キャンパス(仙台市泉区天神沢2)内に完成した。土のサッカー場だった約8600平方メートルは人工芝となり、今後はベガルタの育成組織の練習や、同大の部活動などで使われる。 オー
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岩手のフードバンク団体 能登で被災実情調査 食料支援を入り口に /宮城
2024/5/2 05:01 490文字能登半島地震で食料支援を通じた被災者の実情を把握する取り組みが進められている。岩手のフードバンク団体が中心となって能登の地元行政と連携。突然の訪問調査に戸惑う被災者もいた東日本大震災の経験を教訓に、信頼関係構築に向けた入り口として支援を行っている。 フードバンク岩手事務局長の阿部知幸さん(49)は
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北海道新幹線が260キロで5分短縮 青函トンネル内 /宮城
2024/5/1 05:00 362文字JR北海道は4月29日、北海道新幹線の一部列車で青函トンネルを初めて最高速度の時速260キロに引き上げて走行した。通常は共用する貨物列車の安全確保のため160キロに抑えているが、旅行客が増える大型連休に合わせ、トンネル内ですれ違わないようダイヤを調整。新函館北斗―東京間は最速3時間52分と、従来よ
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女川原発 計画中乾式貯蔵 規制委が審査会 /宮城
2024/5/1 05:00 419文字原子力規制委員会は4月23日、東北電力女川原発(宮城県)と関西電力高浜原発(福井県)で新設が計画されている使用済み核燃料の乾式貯蔵施設の審査会合を初めて開いた。規制委は火災や自然災害への対策、敷地境界での被ばく線量評価を詳細に説明するよう両社に求めた。 2原発とも燃料プールの容量逼迫(ひっぱく)が
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千葉百音が駆け上がる世界への階段
2024/4/30 19:00 1735文字「濃い味だった」。シニア1季目で実績に4大陸選手権優勝が加わった千葉百音選手(木下アカデミー)は、シーズンをそう総括する。移籍、不調、飛躍――。経験したこと全てを己の財産とし、来季へと向かう。 ◇移籍後の不調と飛躍 昨季(2023~24年シーズン)のショートプログラム(SP)「黒い瞳」とフリー「海
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列島・北から南から(東北) 赤べこの観光施設
2024/4/30 05:02 151文字福島県会津地方の郷土玩具「赤べこ」に特化した観光施設「アカベコランド」が、同県会津若松市にオープンした。赤べこや関連グッズ約400種類を購入できるほか、製作現場の見学や絵付け体験ができる。 「赤べこの文化の継承へファンを増やしたい」と担当者。営業時間は午前10時~午後5時で、年末年始は休み。(福島
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料理と合う宮城の酒は? 県、数値化し海外で提案 /宮城
2024/4/30 05:02 618文字海外で日本酒人気が高まる中、宮城県は地酒の味を数値化し、料理と合う銘柄を紹介する独自路線で欧州への輸出拡大を図っている。昨年11月の現地商談会では、キノコ料理などにぴったりの日本酒を提案してソムリエをうならせた。 プロジェクト名は「MIYAGI STYLE(ミヤギスタイル)」。酒ごとに(1)酸度(
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大川小卒業生、古里再生へ交流拠点 被災校舎近くでカフェや伝承活動
2024/4/29 19:45 842文字東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県石巻市立大川小の卒業生らでつくる「Team大川未来を拓(ひら)くネットワーク」の活動拠点が震災遺構・大川小付近に完成し、29日、お披露目の式典が開かれた。津波で住宅などが流された土地にコンテナハウス2棟を新たに設置し、事務所として活用。人々が語り合う場となるカ
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とうほく人模様
空気読み、観客後押し 仙台出身のスポーツDJ 大坂ともおさん(53)
2024/4/29 05:02 1150文字「声」の力で長年、地元のスポーツチームを支えてきた人がいる。仙台市出身の大坂ともおさん(53)。2018年まで20年間、サッカーJリーグ「ベガルタ仙台」でスタジアムDJを務めた。今もフットサルFリーグ「ヴォスクオーレ仙台」、バレーボールVリーグ女子「リガーレ仙台」でアリーナDJを担当する。かっこい
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星野リゾートが仙台・秋保に旅館 部屋装飾に工芸品 /宮城
2024/4/28 05:03 298文字星野リゾート(長野県軽井沢町)は25日、仙台市太白区秋保町で温泉旅館「界 秋保」を開業した。全国に展開する界ブランドの23カ所目の施設で、秋保温泉の四季を楽しめる。部屋の装飾には宮城の工芸品である「仙台ガラス」や「白石和紙」を取り入れた。 1階ラウンジには足湯付きのテラスを備える。客室の窓は名取川
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「災害に備える」 小山新局長抱負 東北管区警察局 /宮城
2024/4/28 05:03 267文字東北管区警察局長に5日に就任した小山巌氏(57)が25日、仙台市で記者会見し「大規模災害に備え各県警の合同訓練や、他機関との日ごろの関係強化に力を入れたい」と抱負を語った。 着任後、東日本大震災の被災地を訪れ、被害の大きさを実感したという。「災害対応能力を高める必要性を改めて認識した」と述べた。
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トキエア 仙台-新潟線就航 空港間「45分」 利便性強調 /宮城
2024/4/28 05:03 660文字新潟市の航空会社「トキエア」は26日、新潟―仙台線を開設した。1月に就航した新潟―札幌線に続く同社2路線目。新潟空港(同市東区)で同日、記念式典があり、関係者がテープカットし新規就航を祝った。トキエアの長谷川政樹社長は報道陣の取材に、路線のさらなる拡大を目指すとして、新潟―中部(愛知)線については
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宮城の再エネ新税 立地誘導、効果に注目 28府県が「関心ある」 /宮城
2024/4/27 05:09 1043文字森林を大規模開発する再生可能エネルギー事業者に対して営業利益の2割相当を課税し、森林以外に誘導することで自然保護と再エネ推進の両立を図る全国初の宮城県新税について、都道府県の6割に当たる28府県が「関心がある」と回答したことが23日、共同通信のアンケートで分かった。新税は今月1日に導入されたばかり
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東北の半導体振興へ 新団体設立式 産官学で人材育成 /宮城
2024/4/27 05:09 401文字東北地方の半導体産業の振興に向け、産官学が連携した新たな団体「東北半導体・エレクトロニクスデザインコンソーシアム」が25日、仙台市内で設立総会を開いた。半導体関連企業や大学、自治体など91社・団体で組織し、人材育成などの課題に取り組む。 2022年6月に立ち上げた産官学研究会が前身。これまで東北経
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列島・北から南から(東北) 復興教育の絵本
2024/4/27 05:09 150文字岩手県は、東日本大震災の教訓や防災について学べる絵本を作成した。県内の小中学校や図書館に1万2500部を配布し復興を支える人材の育成に役立てる。 「そなえる」がテーマで、異世界に迷い込んだ主人公が冒険を通じて食料や水などを日ごろから備える大切さを学ぶ。県のホームページでも見ることができる。(盛岡)
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児童生徒ら600人超が体調不良訴え 給食の牛乳飲んだ後 宮城
2024/4/26 22:18 225文字宮城県内の小中学校で25日の給食で出された牛乳を飲んだ後、少なくとも600人超が体調不良を訴えていることが26日、共同通信の集計で分かった。森永乳業によると、牛乳は「東北森永乳業」が製造し、県内12市町の小中学校258校に提供された。 仙台市教育委員会によると、児童生徒337人が腹痛や下痢、嘔吐の
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サメ専門博物館、新装 「生きているかのよう」 8メートルのオブジェ、肌質も 気仙沼 /宮城
2024/4/26 05:00 672文字サメの水揚げ日本一を誇る宮城県気仙沼市に、国内唯一と言われるサメ専門博物館「シャークミュージアム」がある。2011年の東日本大震災で被災し、14年に復活。サメ研究で知られる沖縄美ら海水族館(沖縄県本部町)の協力を得て今春、リニューアルを果たした。 目玉は全長約8メートルのウバザメのオブジェだ。展示
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東日本大震災
河川堤防に限界 「避難計画整備を」 4キロ内陸で津波犠牲者 /宮城
2024/4/25 05:07 759文字東日本大震災は、国が河川津波対策を強化する契機になった。宮城県では川を4キロ以上さかのぼり、津波の浸水想定区域でない内陸部で多数の犠牲者が出た。能登半島地震でも遡上(そじょう)が確認されている。ただ大震災級の巨大津波に対応した河川堤防や水門を整備するのには限界があり、専門家は「避難計画の整備が重要
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「消滅可能性自治体」の一覧 北海道・東北の地域
2024/4/24 20:38 2424文字民間の有識者らで作る「人口戦略会議」が24日に公表した、人口減少が深刻化し、将来的に消滅の可能性が高いとした「消滅可能性自治体」にあたる744自治体のうち北海道・東北の地域は以下の通り。数字は、2020年から30年間での20~39歳の女性人口の予想減少率。 ◇北海道函館市 50.7小樽市 60.6
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