東海大相模V 春夏通算4回目

 第97回全国高校野球選手権大会は20日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で決勝が行われ、東海大相模(神奈川)が仙台育英(宮城)を10−6で破り、第52回大会(1970年)以来、45年ぶり2回目の優勝を果たした。春夏通算では2011年春以来、4回目の優勝となった。
 今年は「高校野球100年」の節目。東海大相模は10回目の出場で、準優勝した2010年以来となる3度目の決勝だった。神奈川勢の優勝は98年に春夏連覇を果たした横浜以来で通算7度目。
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東海大相模(神奈川)−仙台育英(宮城)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9
東海大相模 10
仙台育英

8月20日の試合

仙台育英(宮城)6-10 東海大相模(神奈川)

東海大相模が1970年以来、45年ぶり2度目の優勝。九回、ここまで投げ続けてきたエースの9番・小笠原が初球を右翼席に運び、今大会32号となる本塁打で勝ち越し。続く3番・杉崎、4番・豊田にも適時打が飛び出し、この回一挙4点を挙げて勝負を決めた。仙台育英は六回2死満塁から佐藤将が走者一掃の左中間三塁打を放って同点に追いついたが及ばず。東北勢の優勝は今回も持ち越しとなった。

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